キャンプで人気のニトリのスキレット。
熱が均等に行き渡るので、スキレットで食べる料理はどれも一味違います。
アウトドアだけでなくお家での料理にも大活躍。
そのままお皿代わりにしたら、インスタ映えも狙えます。
今回は、そんなニトリのスキレットについて、良いとこ・悪いとこ、シーズニングの方法から、使用感などを紹介したいと思います。
スキレットって何?
そもそもスキレットってなんでしょうか。
見た目からはフライパンに見えますが、フライパンと何が違うんでしょうか。
調べてみると、作り方に違いがあるようです。
フライパンは鉄を叩いて伸ばすことで、平面を作ります。それに対してスキレットは溶かした鉄を型に流し込み形を作ります。
両方とも鉄でできていますが、フライパンはスキレットよりも軽いため、比較的、鍋を動かす料理に向いていると言えるでしょう。※それでも鉄のフライパンは重いです。
スキレットはフライパンより重い分、分厚く煮込み料理に向いています。
煮込みハンバーグやアヒージョなんかを作ってみると美味しく作れますよ。
過去に鉄のフライパンのブログを書いているので参考にしてみてください。
ニトリのスキレット
ニトリのスキレットは小さいサイズと大きいサイズの2種類があります。
小さいサイズはソロで、大きいサイズは2〜3名程度の使用するといい感じのサイズです。
スキレットは普通のフライパンよりも厚みがあり熱を均等にじっくり伝えることができます。
保温性も高いことから、フライパンとしてだけでなく、お皿代わりとして使うのもオススメです。
料理した後、そのままお皿として使うことで洗い物が減るのがいいですよね
ちなみに、サイズ違いの2仕様を比較するとこんな感じです。
6インチ | 8インチ | |
サイズ | W25.5×L15.7×H3.3cm | W29.5×L19.7×H4.3cm |
表面 | 15cm | 19cm |
素材 | 鋳鉄 | 鋳鉄 |
重量 | 720g | 1330g |
価格 | 299円税込 | 599円税込 |
ニトリの店舗で見た感じはどちらも大き過ぎず、ちょうどいいサイズ感という印象でした。
実際、8インチのスキレットを持ち運びしましたが、取手の部分が短いため特に邪魔には感じませんでした。
ただ、やはり重量は8インチのもので1.3kgあるため重く感じます。
美味しい料理を食べるためには、重量は妥協が必要かと思います。
ニトスキの良いとこ・微妙なとこ
良いとこ
- めちゃくちゃコスパが良い!
- ガス、オーブン、IHで使用可能!キャンプで直火ももちろんOK
- お皿代わりとして使えば、インスタ映え間違いなし!
- サイズ感がちょうど良い!ソロキャンプでも、ファミリーキャンプでも!
- 手入れをすれば、半永久的に使用可能!
1000円以下のスキレット探してみると、かなり限られます。
例えばダイソー、キャプテンスタッグの小さいスキレット程度であれば、1000円以下で買えると思います。ダイソーの方が、ニトリより若干安いです。
ニトリのスキレットには、ニトスキ用のフタ、持ち手カバー、鍋敷などのグッズが充実しています。
そういったグッズを組み合わせることができるのもニトレットのいい点ですね。
もちろんダイソーにもグッズがあるようですが、専用ではないため、少し違和感があるかもしれません。あとは個人の好みの問題になるかと思います。
個人的には、ニトレットの方がグッズも含め非常にコスパがいいと感じてます。
微妙なとこ
- 重いため、持ち運びが億劫になるかも
- シーズニングなど手入れが面倒臭い
- サイズがそこまで大きくないため、大人数には不向き(多分3人までが限界)
後で紹介しますが、シーズニングや使用後の手入れがかなり面倒です。
しっかりとメンテナンスをすれば、長い期間使用できる点はメリットですが、やはりメンテナンスが面倒だと感じる方は覚悟が必要だと思います。
まあ、コスパが良いので、自分に合わなかったら、誰かに譲ったり気軽にできますね笑
シーズニングと使用後のお手入れ
鉄でできているスキレットは使う前にシーズニングをします。
なぜかと言うと、スキレットの表面に錆止めが塗ってあるため、錆止めを落とす必要があるからなんですね。他には、油を馴染ませる意味合いもあります。
早速、シーズニングの仕方を見ていきましょう。
まずは、洗剤とスポンジでスキレットの表面にあるゴミを洗い流します。
よく洗ったら、水気を飛ばすため空焚きをします。
スキレットは取手の部分まで熱が伝わるため、気づかず火傷をしないよう注意をしましょう。
スキレットの水気が飛んだら、鍋表面に油を薄く引きます。
油を入れたら、クズ野菜を炒めていきます。
このクズ野菜を炒めた油が鍋表面をコーティングしてくれます。
鉄の匂いを消す効果もあるみたいです。
下のようにこんがりするまで炒めましょう。
5分程度でこんがりしてくると思います。
炒めたクズ野菜を捨て、もう一度鍋の表面を洗います。
この時、洗剤を使わないよう注意しましょう。
鍋を洗い終わったら、空焚きして鍋表面の水分を蒸発させます。
最後に鍋表面にオリーブオイル or サラダ油を塗って完成です。
まとめ
スキレットは熱伝導率が良いため、肉料理に向いています。
実際にキャンプで肉を焼いてみたところ、絶妙な焼き加減でおいしく食べることができました。
スキレットの中でも、ニトリのスキレットは他メーカーよりも価格レベルが安く、コスパが良いことで有名です
サイズ展開も2種類あるので、ソロの方や家族連れの方など、自分にあったサイズを購入することができます。
筆者個人的にはニトスキで十分満足できています。さらに良いものを求める前に、一度ニトスキを試してみてはいかがでしょうか。
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